松本市の賑わしい中心部から車で10分も移動すれば、リンゴやブドウの畑が広がる田園風景に変わります。その鄙びた風景に馴染む『まんぼう食堂』、自家製手打ち麺で地元のみならず全国のファンの胃袋を満たしてきたノスタルジック店です。その風合いは映画監督の目にとまり、妻夫木聡主演『さよなら、クロ』でロケ地となりました。映画の中でも実際の屋号『まんぼう食堂』として登場します。まんぼうという一風変わった屋号は、松本が舞台となった北杜夫の『どくとるマンボウ青春記』からとったものだそうです。 店内の壁は縦の板張りに経年変化で黄ばんだ淡い水色のペンキ、その自然な色に心が緩みます。頂いた『手打ちまんぼうラーメン』、その美味しさにはほっぺたが緩みます。
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