2012年2月11日土曜日

『フランス製自動開閉門扉』


 修理をしていた門扉が『石の家4』の現場に到着したので、さっそく据付け工事を始めました。門扉が立てかけてある建物は『石の家4』完成後に追加して建てた別棟です。この別棟、門扉と比較してわかるように非常に小さな建物に仕上げました。『小さ可愛い』というジャンルにあたりますね。生活に不自由ない範囲で、どれだけ小さくゾーニングできるのかが設計で一番難しかったところであり、楽しかったところです。


 門扉の据付けですが、工事的に難しいことに加え、取扱説明書がフランス語(当たり前)というのが頭を悩ませます。一応、学生時代はゼミでフランス哲学書の原書購読をしていたんですが、15年以上も前のこと。今となってはまるで宇宙人の言葉のようです.....(泣)



だいたい上のようなシステムです。門扉の自動開閉器がインターフォンと連動していて、iphoneのようなタッチパネル式のインターフォン室内親機をタップすれば車用観音開きの門扉が開閉します。また、車用門扉の隣に据付ける勝手口門扉も遠隔解錠することができます。もちろん車内から小型リモコンで開閉することもできます。


下の画像で、門柱と門柱の間が車用門扉、その左側が勝手口門扉です。問題が無ければ来週中で工事完了。設計2年、工事期間3年、足掛け5年かかった『石の家4』がようやく完成します!



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